デザインのバリエーションや素材、選び方など、結婚指輪&婚約指輪選び初心者さんのための基本をQ&Aスタイルについてご紹介します。出かける前に知っておけばより広い視野でリング選びができるので、お気に入りをスムーズに見つけられるはず。リング特集は、こまちウエディングの最新号にも掲載されているのでぜひ読んでみてくださいね!
【記事監修/フリーランスライター 松田詩織さん】
ルーツは古代ローマ。左手の薬指は心臓につながる太い血管があり、心とまっすぐにつながるものと信じられていたそう。その指に誓いのリングを着けることで、愛する人をつなぎ留められる、と考えられていたことから定着しました。
『4C』とはカットやカラーなど、ダイヤモンドを評価する国際基準のこと。Excellent評価を得ていれば合格といわれていますが、鑑定書はあくまで目安なので、どれが自分に合うのか直感で選んでみるのも大切です。
Cutとは「研磨」のグレードを指し、4Cのうち唯一、人の手によって施される加工手段。「3EX」「Excellent」「Very Good」「Good」「Fair」「Poor」と評価されます。
色を評価するColor。最高グレードの「無色透明」はダイヤモンドの頭文字を取って「D」であり希少価値が高いです。近年では「ファンシー」がつくカラーダイヤも人気。
Caratとは重さのこと。1カラットは0.2グラム。見た目の大きさも、カラット数からほぼ推し量ることが可能です。ブライダルリングとしては0.2〜0.3ctが近年主流に。
Clarityとは、ダイヤモンドの内包物や外部のキズの度合いを10倍に拡大して確認し、評価するものです。SI(1〜2)クラスでも、肉眼では十分美しく透明感があるように見えます。
リングの印象を左右する中石のセッティング方法。昔からエンゲージの代名詞として愛されているソリティアをはじめ、多彩なデザインが登場しているので、ゴージャスや個性派など好みに合わせて選びましょう。
中央にひと粒のダイヤを配したリング。特に立て爪タイプは王道デザインとして普遍的な人気を誇ります。
中石を小さなメレダイヤで囲むようにしたデザイン。ゴージャスな輝きで手元を華やかに演出してくれます。
リボンや花、ハートなどをモチーフにしたセッティング。個性を出しやすく、存在感も抜群です。
マリッジリングは基本毎日着けるものなので、お気に入りのデザインを選ぶのはもちろん、着け心地も重視して試着を。指通りにこだわるなら、断面が楕円(だえん)形の「内甲丸」加工を選ぶのがオススメ。
丈夫なプラチナは一番人気の素材。最近はイエローゴールドをはじめ、ゴールド系リングのラインアップが増えてきている。肌色に合わせると良いという考えもあるけれど、長く使うものなので、あまり気にせず自分の好きなものをチョイスするのが一番です。
衝撃やキズに強いプラチナはブライダルリングの定番素材。肌なじみも良く、加工もしやすいといわれています。
プラチナの次に人気の地金。カジュアルな雰囲気で、普段の服装にも合わせやすいのがポイント。
同じ白でもプラチナより軽く価格も手ごろだが、ヒビが入りやすい場合もあるので日々のケアが大切。
ブライダルでも種類が増えてきているピンクゴールド。優しい色合いで、柔らかい印象にしたい人にオススメです。
マリッジリングのバリエーションの基本は5つ。フォルムやリングの幅による印象の違いをあらかじめ理解しておくとスムーズに選べる。そこにお気に入りの石や刻印、素材を合わせて、ふたりらしさを出して。着け心地もチェックを。
最も定番の形。丸みを帯びた細身のアームは、男女ともに合わせやすい。重ね着けにも最適。
すっきりした見た目で、存在感があるデザイン。幅広のタイプは男性も着けやすく、人気があります。
優美なラインで柔らかく優しい印象に。指を細く、長く見せてくれるので、女性に人気のデザイン。
リング表面に細かい粒を連続して掘る加工。伝統的な技法で、上品なアンティーク感を演出できます。
ひとつのリングに2種類の金属を合わせたもの。ほかのリングとも合わせやすく、シンプルな形でも華やかです。
意外と汚れやくすみが付いてしまうリング。週に1度は柔らかい布で優しく拭いてケアを。エンゲージもマリッジも、ときどき中性洗剤を入れたぬるま湯か水に浸けて洗ってあげるとよりキレイに保てます。
リングの基本を押さえたら、さっそく新潟県内のリングショップへ出かけて、結婚指輪や婚約指輪を探しにいきましょう!まずはこまちウエディングの公式サイトから、好きなお店を見つけてみては。
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イラスト/さとうあゆみ